吹奏楽経験者が語る「宝島」で高揚感を出すコツはソロの完成度で決まる!

「宝島」は、吹奏楽を経験している方であれば、演奏したことがある名曲の1つと言ってもいいでしょう。

吹奏楽を経験したことがない方でも、「宝島」のフレーズを聴くと『あ~、あの曲ね!』と感じると思います。

そう、アニメの【響けユーフォニアム】で演奏されていました。2024年4月7日からは、第3弾がアニメ放映がスタートしています。

 

「宝島」は、T-Squareさんが1996年3月5日にリリースした「THE SQUARE」の11個のアルバム「S・P・O・R・S」に収録されています。

 

吹奏楽で演奏されるときに、目立つのは、アルトサックス、トロンボーン、トランペットの各楽器のソロでしょう!

「宝島」のソロは、高難易度なのです。音の跳躍が幅広いこともあり、音程が不安定になることもザラ。

そのため、ソロを吹く人は、バンドの中でも上手な人が受け持つことが多いはず。

ソロを吹く=目立つ=上手い人、なんてイメージがあるのではないでしょうか。

ただ、オリジルとしての曲は、年々薄れているように感じます。もともと、現在の吹奏楽で演奏されるアルトサックスのソロ部分は、T-SQUAREではピアノが演奏しています。

まったく同じフレーズではありませんが、所々で「あの箇所と一緒だ」と思うフレーズがあります。

 

さらに、電子楽器がメロディーを吹いて、エレキギターエレキベース、キーボード、ドラム、ピアノの構成なので、吹奏楽で演奏する「宝島」とは、曲の雰囲気も違って聴こえてきます。

 

先ほどの「響けユーフォニアム」では、アルトサックスのソロを低音楽器であるバリトンサックスが演奏しています。

 

また、ソロの部分をアドリブで吹いたり…とオリジナルの原曲を聴く機会が減ってきているのは、淋しい気持ちでもあります。(YouTUBEでは見れますが)

 

とは言っても、筆者の母校では、アルトサックスのソロを8人で吹いたりしているので、アレンジは「いかようにもできる曲」だから、楽しみ方は無限ってことです!

 

そして、ソロの完成度が、あの高揚感を生み出します。責任重大ですが、やり切ったときの感情は最高なのです!

筆者も、バリトンサックスでソロを吹いたことがありますが、なかなか渋い音と相まって、カッコイイ響きになりますよ。

 

それでは、ノリノリの気持ちになるように「宝島」を練習していきましょう。