楽しくがモットーのファミバンの練習法

こんにちは。

4月20日(土)ファミバンの練習です。今回は、ファミバンの練習方法についてお伝えしますね。

 

ファミバンは、賞レース(アンサンブルコンテスト、吹奏楽祭り等)は出場しません。これは、日ごろメンバーが働いていることが多く、同じ楽曲を限られた時間で極限まで仕上げるということは難しいことがあります。

 

また、ファミバンのモットーは、「楽しく演奏すること」です。また、演奏を楽しんでほしいという願いもあり、公民館や地域のイベントへ参加し、多くの方に認知されてる曲を主に演奏しています。

 

そのため、吹奏楽祭にあるような、全く知らない曲をゼロから練習するより、ある程度知っている(聞いている)曲を練習する方が、短い期間で完成させることができる。というメリットがあります。

もちろん、手抜きはしませんよ^^

 

練習は、月に2回の土曜日に2時間30分行っています。合奏前には、全体チューニング、Bdurスケールを行い、各自の音程を合わせます。

それから、曲の合奏をします。

 

現在練習している曲は「夢をかなえてドラえもん」「風のプロフィール」「パプリカ」「宝島」「ジャンボリミッキー」「オーメンズ・オブ・ラブ」の6曲。

 

今、ブログ記事を見ている貴方も聴いたことがある曲があるのでは?

ファミバンでは、指揮者がいませんので、リズムセクションのドラムが要になります。だから、団長から厳しい指摘もあり・・・・(詳しくは言えん)

 

全てドラムの責任ではなく、各自の受け持った役割を意識して演奏することも大事ですね。

 

厳しいと思うかもしれませんが、そんなことないですよ。笑いもたくさんあり、小さいお子さんを連れて参加されているママ、パパさんもいます。

 

では、また練習風景についてお伝えしますね。

夢をかなえてドラえもんでハッピーになるオジサン、オバサンたち!?

ドラえもん」もはや日本のアニメキャラクターだけでなく、世界中のアニメキャラクターと知られていますよね。

 

その、ドラえもんですが、特徴とするのは「ドラえもん、た~すけ~てーーー!」と叫ぶのび太のセリフ…もありますが、オープニング曲は一度聴いたら忘れられないという方は多いのではないでしょうか。

 

初代は「ドラえもんの歌」です。「あんなこっといいな、できたらいいな♪」で始まるポップで明るい曲です。

ドラえもんは、1969年12月に日本の漫画家、藤子・F・不二雄藤本弘)によって連載が開始され、アニメは1973年4月から放送されています。

 

それから、現在でも連載されているので、半世紀以上は続いています。スゴイですね~

 

そして、今回紹介するのは、「夢を叶えてドラえもん」です。初代のテーマ曲「どらえもんの歌」に続く曲です。

 

歌詞がガラリと変わりっていますが、リズムは「ドラえもんの歌」と同じ、『ハ長調』です。そのため、歌詞が変わっても、曲のイメージは変わらないので、演奏しやすい印象です。ハ長調は、演奏しやすく、歌いやすい!(楽器によっては、難しいかも)

 

ドラえもんの曲は、大人になって聴くと何故か涙が出てきます。(年齢のせい?)なんかジーーンとくるんですよね。

だから、演奏するときも、ハ長調で明るいスケールですが、音の強弱や曲のイメージを捉えて演奏することで、聴く人の心に響く曲となります。

 

やみくもに、バンバンと吹くだけじゃ、ダメってことですね。

 

苦難を乗り越えてきたメンバーが吹く、ファミバンの「夢をかなえてドラえもん」、きっとみなさんの心に響くことでしょう。

吹奏楽経験者が語る「宝島」で高揚感を出すコツはソロの完成度で決まる!

「宝島」は、吹奏楽を経験している方であれば、演奏したことがある名曲の1つと言ってもいいでしょう。

吹奏楽を経験したことがない方でも、「宝島」のフレーズを聴くと『あ~、あの曲ね!』と感じると思います。

そう、アニメの【響けユーフォニアム】で演奏されていました。2024年4月7日からは、第3弾がアニメ放映がスタートしています。

 

「宝島」は、T-Squareさんが1996年3月5日にリリースした「THE SQUARE」の11個のアルバム「S・P・O・R・S」に収録されています。

 

吹奏楽で演奏されるときに、目立つのは、アルトサックス、トロンボーン、トランペットの各楽器のソロでしょう!

「宝島」のソロは、高難易度なのです。音の跳躍が幅広いこともあり、音程が不安定になることもザラ。

そのため、ソロを吹く人は、バンドの中でも上手な人が受け持つことが多いはず。

ソロを吹く=目立つ=上手い人、なんてイメージがあるのではないでしょうか。

ただ、オリジルとしての曲は、年々薄れているように感じます。もともと、現在の吹奏楽で演奏されるアルトサックスのソロ部分は、T-SQUAREではピアノが演奏しています。

まったく同じフレーズではありませんが、所々で「あの箇所と一緒だ」と思うフレーズがあります。

 

さらに、電子楽器がメロディーを吹いて、エレキギターエレキベース、キーボード、ドラム、ピアノの構成なので、吹奏楽で演奏する「宝島」とは、曲の雰囲気も違って聴こえてきます。

 

先ほどの「響けユーフォニアム」では、アルトサックスのソロを低音楽器であるバリトンサックスが演奏しています。

 

また、ソロの部分をアドリブで吹いたり…とオリジナルの原曲を聴く機会が減ってきているのは、淋しい気持ちでもあります。(YouTUBEでは見れますが)

 

とは言っても、筆者の母校では、アルトサックスのソロを8人で吹いたりしているので、アレンジは「いかようにもできる曲」だから、楽しみ方は無限ってことです!

 

そして、ソロの完成度が、あの高揚感を生み出します。責任重大ですが、やり切ったときの感情は最高なのです!

筆者も、バリトンサックスでソロを吹いたことがありますが、なかなか渋い音と相まって、カッコイイ響きになりますよ。

 

それでは、ノリノリの気持ちになるように「宝島」を練習していきましょう。

ジャンボリミッキーの演奏とダンスは大人がやるには覚悟が必要!?

「ジャンボリミッキー」は、ディズニーパークで行われるエンターテイメントショーの一つです。

このショーでは、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートなどのディズニーキャラクターが歌って踊っています。

 

曲の内容やスタイルは、ディズニーキャラクターたちが主役となる楽しい音楽や、ショーのテーマに合わせたポップでキャッチーな曲が中心です。また、ディズニーの楽曲やキャラクターに関連したオリジナルの曲が多く使用されます。

 

そのため、ジャンボリミッキーを演奏し踊る大人は、童心にかえり、とことん子供の気持ちになる事です。

踊るのが恥ずかしい!?なんて言ってられません。このような時は、子供の力を借りましょう。子供と一緒に踊れば、自然と笑顔が出て、恥かしさも薄れ踊れるもんです。

 

この曲は、子供たちに非常に人気です。保育園児が踊っている姿を見たことがありますが、なかなか上手い!

何事も、子供は飲みこみが早いですね。

 

演奏するときのコツは、エンターテインメントの曲なので、とにかく楽しく演奏することが基本となります。

 

また、テンポも速く、シンコペーションが多様されているので、リズムが乗り遅れると、致命傷になります。

というのも、同じフレーズを複数の楽器で吹く箇所が多いので、1つの楽器(パート)のリズムが異なると、切れのないリズムになります。

メロディーもメリハリのある吹き方を要求されます。

 

【とにかく、ノリです!】

 

精神論になってしまいますが、ジャンボリミッキーは、ノリ良く演奏すればなんとかなる。(やばい、団長に怒られるかも)

 

ということで、演奏とダンスを楽しむ大人に乞うご期待くださいませ~

 

市民吹奏楽団の練習は楽しいだけじゃない怖いアレがさく裂!

3月30日(土)2023年度の最後に行われた恒例の練習。

前回に引き続き、新譜の合奏です。

 

今回は、練習する曲を絞って、集中的に攻撃を受ける。。。いやいや練習をして、曲の完成度を高める取り組みにしております。

 

曲は「夢をかなえてドラえもん」「ジャンボリミッキー」「風のプロフィール」「パプリカ」「宝島」「オーメンズ・オブ・ラブ」の全6曲です。

「夢をかなえてドラえもん」は、童心にかえって演奏するのが大事ですね。大人になると夢を忘れるっていいますから、演奏するとウキウキ、るんるん、な気持ちって大切だと教えられます。

 

「ジャンボリミッキー」は、意外と難しいんですよね。まず最初におとずれる「掛け声」、あれは大人は恥ずかしいと思ったらOUTです。被り物があれば何とかなりそうですけどね。あとは、低音などリズムセクションが肝です。

そして、誰が踊るんだろう問題もあります。

 

「風のプロフィール」は、吹いていて気持ちがいい。スカのリズムが大事で、東京スカパラさんと言えば、トランペット、トロンボーンバリトンサックス、ドラムなので、とにかく休みが少ない(気がする)。

 

「パプリカ」「宝島」は、吹いたことがある、聞いたことがある、というくらい有名なので、なんとかなりそう。「宝島」は、アルトサックスのSoloを頑張ってね。たしか、響けユーホニアムのアニメでは、バリトンサックスがSoloを吹いていた気が。。「バリトンサックスSolo」になるとか…まさかね。

オーメンズ・オブ・ラブ」で一番難しい箇所は、最後ですね。ritからaccel.になるときのタイミングの合わせ方、苦戦しています。

 

で、恒例の!?アレがでました。

「ほら、言ったでしょ!」

「まったく、通訳がいるよ!」

「もう〜」

ここぞ!という所は、団長みずから指示をだします。

ファミバンって、怖いんだろうなぁって思わないでくださいね。愛のムチですから笑。

あっ、怖くないですよ。(うーーーん、説得力がない)これは見学に来て、実際に見てもらった方がいいかもです。

大人の恋をしたくなる「オーメンズ・オブ・ラブ」ってどんな曲、演奏のコツは?

待ってました「オーメンズ・オブ・ラブ」です!

「ラブ」とあるうに、バラード系の恋の悲しみ、心を包み込むような曲…ではありません。

 

全体的にハイテンポで明るい感じです。

原曲は、吹奏楽の経験がある方は、多分知っている「宝島」で有名なT-squareさんが1985年6月21日にシングル曲としてリリースしています。

 

オーメンズ・オブ・ラブで演奏される曲は、真島俊夫氏が編曲(アレンジ)したのが広く知れ渡っています。

 

この曲を聴いて感じた背景は、「バブル期の30代男女の恋」です。

1985年、そう世の中は、まだバブル期真っ只中!スナックでは、一晩で100万円使ったり、好みの女性にタクシー代として1万円渡したり、お立ち台でランバダの曲にのって踊ったり、いわゆる華美な世界でした。



その時代に作曲されたオーメンズ・オブ・ラブですから、「明るい、楽しい、甘い恋」という超ポジティブなイメージが浮かんでくると思います。

 

吹奏楽で演奏するコツとしては、冒頭から最後まで明るく演奏するだけでなく、甘い恋を演出するために、音の強弱、各楽器の音程やバランスが大事になります。

 

吹き方としては、一音一音の音価は大事ですが、すべてクラシック曲のように吹くと、「ベター」っとなって、メリハリなくドロドロした恋のイメージになりやすいので、スタッカートまではいかないが、1音の長さを短くする奏法も必要になってくる。(全てではないが)

 

この辺は、各バンドで話し合って、どのような雰囲気で吹くのか、演奏方法について確認して演奏に取り組むといいでしょう。

 

この曲を聴くと、「恋をするっていいなぁ」「あの頃が懐かしい」こんな感情が出てくる・・・かも。

 

 

 

 

 

東京スカパラのスカ音楽の定番「風のプロフィール」を演奏するぞ!

はい、きましたね!東京スカパラダイスオーケストラの「風のプロフィール」。

筆者は、この曲を聴くと、海辺をオープンカーで走るイメージがあります。海を感じる要素はないともうのですが。。。

 

 

恐らく、「スカ」のリズムとテンポが、そのように思い描かせるのではないでしょうか。

「スカ」とは、「ンチャ、ンチャ、ンチャ」と裏拍で刻まれるリズムのことです。曲中に、この「スカ」のリズムが聴こえてきますよ。

 

この「スカ」のリズム、発祥の地はジャマイカです。どうりで、ノリノリになるよね。

筆者が夏をイメージするのも、この「スカ」のリズムが影響しているのかも知れません笑

 

さて、「風のプロフィール」を演奏する点で気をつけることは、リズム!!

「スカ」のリズムは、裏拍で進んでいくので、表拍の休符の長さが、他のパートと合わないと、曲としてノリノリの気分が高まらず、かえって気持ち悪くなります。

あー自分でハードルを上げとる(;´Д`)

 

そして、東京スカパラダイスオーケストラでは、トランペットやトロンボーン、サックスのセクションが特徴的に使われているので、活気と華やかさが溢れています。

 

 

冒頭では、フルートの”やわらかい旋律”から始まり、しばらくすると「いくぞーー」という盛り上がりを見せます。そこから一気に「スカ」のリズムに乗って、トランペットの旋律。

そして、木管へ旋律が移り、中盤前は金管へと移る。その間「スカ」のリズムは、刻まれています。

 

演奏している側も、ワクワク感が止まりません!

 

中盤は、木管(特にフルート)が、やさしく包み込み、そして・・・・ラストスパートへ向けて盛り上がるーーー!

 

うーーん、トランペットがいい仕事をしています。

 

ほんと、いい曲です^^

 

ちなみに「スカ」のリズムは、このような効果があるようです。

 

  • リラックス効果

スカのリズムはしばしば軽快で、心地よくダンサブル(踊るのに適した効果)な特徴があります。そのため、聴く人々にリラックス効果をもたらすことがあります。リズミカルなサウンドがストレスを軽減し、リフレッシュしたりリセットしたりするのに役立つことがあります。

 

  • ポジティブなエネルギーを作り出す

スカの楽曲には、陽気で楽観的な雰囲気があります。そのため、聴衆にポジティブなエネルギーやモチベーションを与え、元気づける効果があるかもしれません。

 

  • ダンスや体の動きを促す効果

スカのリズムは非常に踊りやすく、身体を動かすことを誘発する可能性があります。そのため、クラブやライブイベントなどでスカの音楽が流れると、聴衆が踊り出すことがよくあります。

 

  • 社会的なつながりを促進する効果

スカはしばしば共感や連帯感を生み出す力を持ちます。その音楽が流れる場で、人々が一緒にダンスしたり、歌ったりすることで、社会的なつながりが強まることがあります。

 

要約すると、「ポジティブな気持ちになる。」ってことかな。

 

仕事始めや落ち込んでいるときに聴くと良いかもしれません。