大人も子供と一緒に踊れるパプリカを演奏するコツとは?

「パプリカ」と聞いて、知らない人は少ないのではないでしょうか?

2018年にFoorinがリリースした曲で、音楽チャートなどで数多くの賞を獲得しています。

また、2020年の東京オリンピックパラリンピックの公式応援ソングとして、Foorinが歌っています。6歳~15歳で構成されていたので、今思うと6歳の子が、大舞台で歌を歌うことができるなんて、凄い運が強いと思いました。

 

パプリカの冒頭は、パーカッションから始まるリズムがいいですよね。ノリノリって感じになります!

筆者はダンスが、ダメダメなので、踊れる自信がありませんが、みなさんは踊れますか?

 

曲が明るい調子なので、演奏するときは、どにかくバリバリ元気よく吹け~って思うかもしれませんが、いやいや、元気だけでは、あの盛り上がりは作れないようです。

 

一番大事なのは、リズムに遅れないことです。どの曲も同じだと感じるでしょうが、歌謡曲であれば、多少歌い手が遅れても(ズレ過ぎはアウトですが)大丈夫です。

 

しかし、パプリカはダンス曲でもあるので、リズムとピッタリに演奏することが重要になります。

演奏もリズミカルな感じで、一音一音の音価どおりではなく、アーティキュレーションを工夫することです。

 

結構、音の強弱があるので、譜面の指示に忠実でメリハリをつけて吹くと、音とダンスの感情のシナジー効果で、観客の心を掴むことができます。

 

誰もが知っている曲だからこそ、ただ元気に吹くだけでは、「ん!?ちょっと違うんじゃないの?」と思われやすく、ダメだしされる可能性が高いのです。

 

だからと言って、コンクールなどで演奏するような、真面目な感じだと、子供の陽気な感じが薄れてきます。

 

真面目であるけど、子供の陽気さを感じつつ演奏する。歌う分は、できそうですが、演奏するとなると、少しグレードが高いと思います。

 

ファミリーバンド福岡では、子育てパパ、ママさん、子育てを終えたジジ、ババさんがいますので、子供心を十分に知っているから大丈夫!

 

ぜひ、みなさん演奏を聴いてくださいね。踊りたくなること間違いナシ。

 

 

 

 

中島みゆきの「糸」のエピソードと演奏するコツとは?

2024年3月、ファミリーバンド福岡の新年度に向け取り組む曲として「糸」があります。

「糸」は、国民的フォークシンガーの中島みゆきさんが歌詞・作曲をした曲として有名で、非常に多くの人に愛されています。

 

この「糸」ですが、中島みゆきさんは、公式に作曲したときのエピソードを語った記録がありません。残念ですね。。。

 

ただ、「糸」に限らず、中島みゆきさんの曲の大半は、人間関係や社会問題、生と死について作られた曲が目立ちます。

 

その中で「糸」は、人間関係や愛情について深く描かれているのが特徴で、吹奏楽で演奏するときのコツとしては、この背景を想いながら演奏することが求められます。

 

とくに、音の強弱やクレッシェンド、デクレッシェンドが細かにあるので、ゆるやかなテンポではありますが、1小節だけでも高い表現力が必要となるでしょう。

 

ちなみに、「糸」は1975年にリリースされた曲です。意外と古い曲なのですが、半世紀以上に渡り人々に好まれる曲ということは、それだけ心に響く曲だと言えます。

 

また、「糸」は多くのアーティストにカバーされており、「石川さゆり」「鬼束ちひろ」「斉藤和義」「桑田圭祐」「小柳ゆき」「杏子(ANZU)」「西野カナ」などいます。

 

個性があるアーティストに歌われているのが特徴で、その数だけ曲の表現が異なるのでしょうね。



 

ということは、同じ「糸」の楽譜でも、演奏する楽団により表現は十人十色、その楽団の「色」が見えそうですね。

 

ファミリーバンド福岡が演奏する「糸」、どんな「色」になるのか、ぜひ生で聴きに来てくださいね。

 

 

 

ファミリーバンド福岡の練習日~初見大会の舞台裏!~

2024年3月2日、ファミリーバンド福岡(ファミバン)の練習日。

ついに、この時を迎えた。新譜の配布です^^

 

ってことは、初見大会!?

部長のひと言「自分の楽譜は、自分でとれ!」と一喝。

 

まぁ当然ちゃ当然なんだが、空気がピリッとした…と思う。

 

 

肝心の曲はと言うと、

  • 夢をかなえてドラエもん
  • ジャンボリミッキー
  • 風のプロフィール
  • 奏(かなで)
  • 宝島
  • パプリカ
  • オーメンズ・オブ・ラブ

の8曲。

 

演者だけでなく、お客様も一緒に楽しめる曲を選曲しています。

 

テンションアゲアゲの曲もあれば、しっとりとする曲もあり、吹奏楽をしている人には知名度MAXの宝島もあります。

 

あとは、今でもお子様に人気のジャンボリミッキー、パプリカ!この辺は、外せませんね。

 

それぞれの曲についての解説は、別のブログ記事で公開しますので、そちらをご欄くださいね。

 

 

ちなみに、練習もそこそこで、初見合奏の始まり始まり~

 

見よ、この緊張感…リラックスしとるね(-_-;)

 

演奏している時は、緊張してい…ない!?

さすが、強者ぞろいですね。

緊張していたのは筆者(バリトンサックス)だけだったとは。

 

ともあれ、無事に初見大会を終えました。

 

 

ちなみに、ファミリーバンド福岡では指揮者が在籍しておりませんので、ドラム、エレキベースのリズム隊が超超超~重要なのです。

 

そのため、団長自ら指示を出すことは、よくあること。

そのやりとりは、これもまた後日詳しくお伝えしましょう。

 

それでは、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

次回のブログ記事も見てくださいね。